2014/7/14　　　　　　　　　

表題のようなツアーを見つけて、一人参加で即申し込んだ。
思い違いでクロード・モネの「日傘の女」にまた会えると楽しみにしていたのだが、見つからない。帰ってから思い出した。
あれは大塚美術館だったのだ。大原美術館にはエル・グレコの受胎告知がある。日本にこの絵があるのが不思議だと、世界でいわれる絵である。大原孫三郎の援助によりヨーロッパに留学していた　小島虎次郎が提案し大原孫三郎が資金を出して収集したヨーロッパの名作芸術作品の数々がここにはあるのだ。残念ながらここの４つの美術館すべてが撮影禁止。

受胎告知 エル・グレコ		ジャンヌ・エビュテルヌの肖像 モディリアーニ

絵葉書やWebの画像と、あとは、youtubeにアップした動画で・・。

本館、分館、工芸・東洋館の３館は同じ敷地内にあるが、小島虎次郎記念館はちょっと離れていてアイビースクエアーにある。
年２回の有隣荘の特別公開はオプション。さらに新渓園で館蔵展示品の解説が３０分となると、とても全部は行けない。
工芸・東洋館と有隣荘の特別公開はパスし、順序も解説が３時３０分だから、本館はそれがすんでから入ることにし、今まで入館したことのない小島虎次郎記念館へ。ここは分かりやすい絵でとてもよかった。どうも、現代の円や三角、ぐちゃぐちゃの線などいう絵は苦手。分館にそういう絵がとても多かった。最後に入った本館は、ツアーの人々もすっかりいなくなっていて、１時間足らずであったけれど、じっくり見て回ることができた。５時の集合の１分前にバスに乗り込み、すぐ発車。もっと時間がほしかったなあ。

完