2007/10/28,29,30

　高校のクラス会に関東から参加した友人と、３人で温泉旅行をすることになり、チープ＆リッチをコンセプトに私がプランを作った。結構面白いプランができたと思っている。

第一日目
大阪に集まって関空快速「りんくうたうん」下車。「りんくうアウトレット」で、Ｙさんのフラダンスの衣装を入れるための大きな軽いバッグを探す。まさにぴったりのピンクのバッグを見つけた。値段も２０００円強で言うことなし。

　次にシャトルバスで関空へ。日航ホテルの食事券４０００円分を持っているので、それを足して昼食にちょっとリッチなバイキング。ハロウィンの季節で,、かぼちゃグッズが飾ってある。おなかいっぱいになって、和歌山まで快速で、あと「特急くろしお」に乗って夕方白浜に到着。
　宿泊は会員制なので値段はチープ、部屋はリッチ。ふとんの上げ下ろしをしなければならない。
温泉はもちろん掛け流し。バブル以降、循環式にした大旅館が多い中で有数の良質の温泉掛け流しである。
　夕食の量は私たちにぴったり。大旅館のように食べきれないほどということなく、地元のおいしい刺身に満足。
　寝る前にもう一度温泉に入って一日目は終わる。

第二日目
前夜から雨だったらしい。それでもタクシーで崎の湯へ。海に最も近い湯船は波が入って入浴できない。
しかし雨の中露天風呂を充分楽しんで、又タクシーで日置川へ。できたばかりの「リヴァージュ・スパひきがわ」へ行く。ここで昼食と貸切露天風呂を予約してあったのだ。

到着する頃には、すっかり晴れ上がって日焼けを心配するほどになった。
ここの貸切露天風呂が又すばらしかった。和室の外に、室内と室外に浴槽が一つずつ。
きれいな海岸をみながら３人でゆっくり入れる。
そんじょそこらの旅館の客室付き専用露天風呂など足元にも及ばない。一室５０分１５００円。２時間予約してあったので１時間５０分楽しめた。専用露天風呂の付いた旅館など最低でも一人３万円かかる。まさにチープ＆リッチの極み。内緒だけれど昨夜の浴衣を持ってきていたので、気分も上々。

バスで白浜に帰る。

第三日目

チェックアウトの後、「くろしお」で海南へ。マリーナシティーのポルトヨーロッパへ行く。私は２度目だけれど、Ｙ，Ａ二人が「ほんとにヨーロッパへ来たみたい」と喜ぶのがうれしい。
黒潮市場でマグロの解体ショーを見て、お土産のマグロを買い、海辺でおすしの昼食を済ませた頃には、がらすきだった市場にバスツアーの団体客がやってきた。
ここには「スパリゾート黒潮温泉」というのがあるのだが、私たちは、ロイヤルパインズホテルで【湯っくり温泉プラン】（温泉が楽しめる個室家族風呂とヨットハーバーが目の前に広がるお部屋を日帰りでご利用いただけます）というのを予約してある。
豪奢なバルコニーツインを３時間と個室温泉を１時間、３人で８０００円。これまたチープ＆リッチ。

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		テラスからの眺め（ホテルのＨＰから）

素敵な浴室でのんびりヨットハーバーを眺めながらの入浴もリッチ気分。浴衣に着替えて、Ｙさんはきっちりお昼ね。まるでこのホテルに宿泊しているよう。
貸切個室温泉はかなり広く、スパリゾートと同じ温泉が掛け流されている。窓を開けて外気を入れながら、ゆっくり今回の旅行の最後の温泉を楽しんだ。
ちょっと早いけれど列車の関係で、５時３０分からディナー。税込みで４０００円あまりだったが、イタリア料理は美しくおいしかった。デザートのアイスクリームが、さすがホテルのレストランと思わせられたが、気が付いたときにはお皿は空っぽ。写真は写せなかった。
７時ごろ雨の中、タクシーで海南に向かい、再び「くろしお」で帰阪した。（完）