2008/10/27,28

Ａ＆Ｙがクラス会で來阪することになり、いつものように【ついで旅行】の手配を頼まれた。
以前から行ってみたいと思っていたわたらせ温泉へ行くことにする。なんでも西日本一の大露天風呂があるというのだ。
Ａが京都からスーパーくろしおに乗ってきて、ＹとＨが新大阪で合流する。白浜駅でわたらせ温泉の送迎車に乗る。相客は１０名ほどだっただろうか。オンシーズンには、１台に乗り切れず追加のバスが出るそうだが、１０月の末というのは紅葉にはまだまだ早いので客は少なく、ホテルもがらすき状態だった。１時間のドライブで山奥へ分け入って到着したのはわたらせ温泉ホテルやまゆりである。同系列のホテルが３棟あって、ここは露天風呂に一番近い。

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貸切露天風呂		大露天風呂

貸切露天風呂が４箇所あり、中から鍵を掛けることで貸切になる。これがちょっとした旅館のご自慢の露天風呂ほど広い。お湯の温度も心地よく、ぺちゃくちゃおしゃべりしながら出たり入ったり。　
いわゆる大浴場はやまゆりにはないが、露天風呂にシャワーなども完備しているから、長いつり橋を渡って他の棟の大浴場へは行かなかった。
次に大露天風呂へ。実は西日本一というから、草津温泉の「西の河原大露天風呂」のように広いのかと思っていたのだが、広さははるかに及ばない。しかし温度の違う露天風呂がいくつかあって、あわせると西日本一というのも頷ける気がする。草津の大露天風呂は熱くて、長く入っていられないが、ここはまた、おしゃべりしながら長湯できる。周りは木立に囲まれていて、気持ちのよい温泉だった。

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やまゆり玄関にてＨＡＹ （並び方はＨＹＡ）		ホテルささゆりからは このつり橋を渡って 露天風呂へこなければ ならないので湯冷めしそう

わたらせ温泉から熊野古道入り口は近い。送迎バスから道標が見えたし、ホテルから古道入り口まで送ってもらえるそうだ。まだ、熊野古道がそれほど持てはやされていなかった十数年前、夫と紀伊田辺から古道の一部を歩いて途中からバスに乗り川湯温泉で泊まったことがある。あの時はそのバス停近くに「わたらせ温泉」があることをを知らなかったのだ。
翌日送迎バスで白浜に帰ってきた。
ここでインターネットで調べてあった「ラフォーレ南紀白浜」という高台にあるリゾートホテルで昼食をとる（今風に言うならばランチするか）。会員制だけれど、一般でも利用できる。
最上階の白良浜の眺めのすばらしい大浴場と半露天風呂を楽しむ。大きなガラス窓に時々水が流されて展望を妨げる湯気による曇りを防いでいるのは、はじめてみた装置だけれどいいものだ。広い豪華な温泉はほかに人がいなくて貸し切り状態である。

最上階からの白良浜の眺め		鏡も独占

再び「スーパーくろしお」に乗って帰阪した。　　　　　（完）