信州メープル街道

大学の友人たちは近くに住んでいる人が多くて、よく集まっておしゃべりしたり旅行したりする。今度は過酷なバスツアーだったが、傘寿の面々よく耐えて、感激の旅をした。この機会にグループに名前を付けようということになり、同時に４月に入学したのだか「らさくら」がいいという話もあったが、いまさら桜でもないだろう。順当なところでということで【こすもす】となった。
いろいろなこれまでの旅行も今後ここへ纏めていきたいと思う。

１０月２９日
梅田茶屋町７時４０分集合、８時出発という予定。各社のツアーのバスが、所狭しと駐車している。少々遅れての出発となったが、途中渋滞もなくお昼過ぎ飯田に到着。ここで昼食。

第一日目の主目的地、小布施に到着したのは日没１時間半ぐらい前のこと。街歩きと北斎館の見学、どちらを先にするか。
北斎館は１時間ぐらいかかるとのこと。暗くならないうちに、ざっと街を歩いて栗羊羹のお土産も買って北斎館に入った。

宿泊はホテル太閤。何しろ19980円、夕食はバイキングなので、会席料理にアップグレードすると22980円になり、ホテルも一般のホテルになって、そこそこ良いホテルだった。近頃友人たち皆がバイキングよりも、落ち着いて食事できる会席料理を望むようになったのは年の所為かな(^_-)-☆。翌朝アップグレードしない場合の宿泊場所を見たが、スキー宿のようなイメージだった。

１０月３０日
夜明け前に目が覚める。出発時間が早いので大忙し。

もう一つの宿に向かい、そこからマイクロバスで出発。道が狭いから普通の観光バスは入れない。午前は苗名滝、笹ヶ峰高原、大望峠、戸隠蕎麦の昼食という予定だが先に笹ヶ峰高原に向かう。
すばらしい快晴である。


笹ヶ峰		苗名滝左上、現在地から渓谷に沿って歩く。

笹ヶ峰放牧場


焼山

山頂は一面新雪におおわれている
細い滑りそうな、紅葉の渓谷沿いの道を歩いて苗名滝へ



雲も気持ちよく		一茶の句碑うまく撮れなかったが滝けぶり側で見てさえ花の雲

着飾った山々（パノラマ合成）

更にマイクロバスで進む。途中でジャンボタクシーに乗り換えて鏡池へ。個人で来るのはとても費用が掛かりそう。

最後に大望峠でアルプスの眺望に感激。これだけの山々を雲一つない青空のもとで楽しめたのは幸せだった。

昼食は１時過ぎてからだったが、戸隠蕎麦。でも２万円のツアーで手打ちそばは、期待するほうが間違っている。大量生産、大量調理のお蕎麦はあまりおいしくなかった。
そのあと一路大阪へ。途中峠の釜めしの夕食がバスに積み込まれて、これもちょっとからかった。
西へ進むにつれてひどい雨となった。信州は明日は雨だろう。道路工事があって一時間ほど一般道を走って到着が遅れ、１２時近くに帰宅。ともあれ、お天気に恵まれ、充実した旅であった。


		食事の店・新そば入荷

立派な家の庭でも紅葉が。